白内障は目の中の水晶体が濁ってくる病気です。
●かすんで見える ●まぶしくなる ●暗くなると見えにくい ●二重三重に見える
などの症状があります濁りの程度や性状により個人差があります。
■角膜を小さく切開します。
■水晶体を超音波で砕いて吸引します。
■眼内レンズを入れます。
水晶体が固い場合は、切開を少し大きくして摘出します。
濁った水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズ(人工水晶体)を移植することによって視力を改善させることです。 しかし、網膜や視神経・角膜など、水晶体以外の部分に問題がある場合は思ったより視力が回復しない場合もあります。
手術は局所麻酔で行います。 麻酔が効いていれば強い痛みを感じることはありません。痛みを感じる場合は、麻酔を追加することも可能です。 手術を行っている眼はピントが合いませんので、手術器具が見えて怖いといったことはありませんのでご安心ください。
眼内レンズは、ピントを合わせる調整力がありません。 遠近共にはっきりと見るためにはそれぞれメガネが必要になります。
目の状態が安定する手術後3ヶ月頃作成となります。時期については定期診察の際、医師より説明があります。 白内障手術はとても安全になりましたが、水晶体嚢が破れるなどして眼内レンズが挿入できない事が時にあります。この場合後日眼内レンズを挿入して固定します。一過性の眼圧上昇、角膜混濁などがおこることがありますが、適切に処置します。 眼内の感染、出血、眼内レンズの位置のずれ、網膜剥離などがまれに起こりえますが、これらの場合も適切に対処いたします。
当院では白内障手術において、武南病院での入院が必要となります。
入院期間は片眼につき、2泊3日です。
入院中は毎日診察がありますので、安心して手術をうけることができます。
患者様の健康保険の自己負担率やお住まいの地域の医療サービス制度などによって、お支払い頂く金額は異なります。下記の例をご参考になさって下さい。
例1 :医療保険 自己負担率1割の方
片目で約22,100円(税込み)+お食事代
例2 :医療保険 自己負担率2割の方
片目で約44,200円(税込み)+お食事代
例3 :医療保険 自己負担率3割の方
片目で約66,290円(税込み)+お食事代